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「今人気のハイライトカラー」というフレーズが使われるようになって、何年くらいが経つだろう。それほどヘアカラーメニューとしての定着ぶりを感じさせる「ハイライトカラー」は、その提案によってお客さまをファンに変える、美容師にとって非常に威力を持った武器であると言っても過言ではない。
技術の研究・継承などによりヘアカラー文化の向上を目指すNPO法人日本ヘアカラー協会(江波戸大介2021年度委員長)は、ヘアカラーのカウンセリングツールとして「Hair Color HighLight Panel(ヘアカラー ハイライト パネル)」をこのほど開発し、9月より全国のJHCA会員への配布を開始した。
Hair Color HighLight Panelの詳細はコチラ>>
国内屈指のヘアカラリストが集まる団体で考案されたカウンセリングツールであるから、非常に便利な代物であることは間違いない。ここでその話題を取り上げたのは、その宣伝をしたいのではなく、同団体がそういったツールを開発するくらい、ハイライトカラーが単なる流行ではなく、ヘアカラーメニューの展開においてコアな存在になっているという一つの裏付けがであることを、改めて認知いただくためだ。
ただ、コントラストの強弱によって立体感を表現するのは、ハイライトカラーにおいては基本中の基本。そこに色みを絡ませたさまざまな技術によるち密なデザインの構築があってこそ、サロンヘアカラーとしての価値が高まる。ハイライトカラーはすでに「ナチュラル」「外国人風」といったふんわりとした表現から、さらに先を行くデザインへとフェーズが移行しているようだ。
このほど小社より発刊した『全世代のオシャレを追求! ハイライトカラー徹底マスター』は、タイトル通りハイライトカラーをマスターするためのあらゆる情報を1冊に凝縮。美容師の皆さんの、“技術をもっと極めたい”という意欲を高める誌面構成となっている。
アフターコロナの新たなヘアカラーを切り開くという意味で、ハイライトカラーのポテンシャルはまだまだ底を見せておらず、今はデザインの引き出しをひたすら増やすために、先進性の高いデザインをどんどん吸収することが得策ではないか。
ハイライトカラーのニーズとして、白髪染めの年齢層、いわゆる大人世代の需要が高まっているところが特徴的。ヘアカラー剤は本来、白髪を隠したいという消費者の意識から、品質改善の歴史を繰り返してきたが、ぼかすといった技術が用いられることでデザインに生かすというアプローチが開拓された。ハイライトカラーでは、その傾向がより顕著になって大人女性のオシャレ欲を満たしている。
ひと頃、自然な風合いの染まり具合で、ホームカラー、セルフカラーの評価が高まったことがあったが、それはあくまでも単色の白髪染めの領域においての話。今求められる透明感やツヤ感、繊細な色みの表現は、プロだからできる技。そしてハイライトカラーこそ、プロの技術を発揮する最高のステージと言えるのだろう。
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