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ベージュの透明感は残したまま、個性のある色みをプラスするには? アッシュベージュのつくり方をご紹介します。
beforeはアッシュが褪色してきた状態。アッシュ系カラーはムラになりやすいのでウイービングでハイライトを施し、あらかじめベースに明暗をつけることで、カラーリング後のムラをなじませる。複数の薬剤をミックスすると色みがにごってしまうため、サンドベージュを単色で使用し、赤みをおさえる効果をねらう。
【beforeの状態】
【color recipe】
a. ハイライト/ホーユー プロフェッショナル「プロマスターEX」LT/SH+6%(2倍)
b. ベース/デミ コスメティクス「アソート アリア C」C-8/SaB+5%
(新生部が1センチ以上の場合:根元6%、中間~毛先5%)
【color process】
幅3ミリ、深さ5ミリ、間隔7ミリのウイービングで a. を塗布し、明度を上げる。ホイルワークの部分以外に b. を塗布し、25分放置。流す前にシャンプー台で全頭をもみ込み、ホイルワーク部分にも b. を軽くなじませてから水洗。
アッシュベージュにするポイントについての解説動画はこちら。
hair design & make-up Hiromi Inoue[CANAAN]
photo Akihiro Kawauchi
※本記事は、『HAIR MODE』および『HAIR MODE digital』2017年4月号にて掲載した記事を転載したものです。
いのうえ・ひろみ/三重県出身。旭理容美容専門学校通信課程卒業。埼玉県内1店舗、大阪府内2店舗を経て、2012年に東京・原宿の『CANAAN』入社。現在、同店トップスタイリスト。
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