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同一のベージュカラーをベースに、プラスする色みによって質感を変化させ、異なった表情を生み出します。ここではドライベージュのレシピをご紹介します。
全体をブリーチでリフトアップし、赤みをとり除く。後の工程のカラーリングで発色良く仕上げるためのベースをつくる。ナチュラル系にライム系カラーをプラスすることで、黄みを残しつつ、ドライな質感のベージュに仕上がる。アッシュ系カラーでは黄みをとりすぎてしまうので、程よく青みと黄みをあわせ持つライム系カラーを選択することがポイント。
【beforeの状態】
【color recipe】
a. ブリーチ/ホーユー プロフェッショナル「レセ パウダーブリーチEX」+6%(2.5倍)
b. ベース/ホーユー プロフェッショナル「プロマスターEX」N-8p:N-7p:L-8p=5:5:3+2%
【color process】
中間部に a. を塗布し、5分放置後、根元と毛先にも a. を塗布して15分放置し、水洗。明度16レベル程度までトーンアップ。根元に b. を塗布し、5分放置後、中間〜毛先にも b. を塗布。
10分放置後、水洗。
ドライベージュにするポイントについての解説動画はこちら。
ドライベージュをもっと感じる「ベージュのうた」はこちらから。
hair design Takao Takagi[vetica]
make-up Azusa Izushima[vetica]
photo Akihiro Kawauchi
※本記事は、『HAIR MODE』および『HAIR MODE digital』2017年4月号にて掲載した記事を転載したものです。
たかぎ・たかお/1985年生まれ。兵庫県出身。NRB日本理容美容専門学校卒業後、大阪府内1店舗を経て、『VeLO』入社。現在、『vetica』ディレクター。