日理(株)が『令和5年度全国ニチリ代理店総会』を開催
理美容サロン向けの化粧品や機器などの卸販売を行う日理(株)(有馬公明社長)は、9月11日(月)13時より、東...
世の中には、一度社会人を経てから美容師になる人もいます。彼らは、人員の減少に悩む美容業界にとって、少なからず希望となる存在だと言えるでしょう。金内さんもそんな1人。かつて異業種で身を立てつつあった彼が、この道を選んだ理由とは?
中学生時代から芸能活動を開始し、努力を重ねていた金内さん。しかし2015年、彼は芸能界にきっぱりと見切りをつけ、美容師を志す事を表明した。高校卒業後、美容学校に入学し、今年、晴れて卒業。第2の人生として、美容の道の第一歩を踏み出した。金内さんを突き動かす原動力とは、一体何なのだろうか。
「美容界」6月号未公開の動画インタビューはこちらから。
――過去のキャリアに見切りをつけて転職するのは、どんな世界でも大変な覚悟がいる事です。金内さんはなぜ、そこまで思い切った決断をしたのですか?
金内:人生は一度きりだからです。昔から、自分の髪をいじったり、人に似合う髪型を考えたりするのが好きでした。美容師への憧れは、実はずっと胸の中にあったんです。だから、後悔しないように、この道を選びました。
――ヘアメイクアップアーティストではなく、サロンに立つ美容師を選んだ理由は?
金内:僕が美容師になりたかった最大の理由の1つが、人とコミュニケーションをとれる仕事だということ。だから、より多くのお客さまと接して喜んでもらえるサロンワークが、一番やりたいことでした。
――強い意志を持って美容業界に入ったんですね。では、数あるサロンの中から『ALBUM』を選んだ理由は何ですか?
金内:自分の理想の美容師像に一番近づけそうなサロンだったからです。僕は美容学校2年生の4月から就職活動を始めて、自分の理想を求めて何サロンもの説明会に参加しました。どのサロンにもそれぞれ良い所があって、それらを比較検討しているうちに11月になってしまって……。そんな時、NOBUさん(『ALBUM SHIBUYA』プロデューサー)に声をかけられて、今後のキャリア形成について話し合った上で、入社選考を受けました。
――金内さんが求める理想の美容師像とは何だったのですか?
金内:大まかに言えば、一時代のトレンドをつくれる人間です。『ALBUM』は、SNSを戦略的に活用して、世の中にトレンドを発信しているサロン。その流れに、僕もしっかりと乗って、自分のデザインや存在を発信していきたいんです。
――金内さんは美容学校生時代から、Youtubeを使って動画を配信していましたね。
金内:はい。あれは、美容学校生の時にしか経験できないことや、感じることのできない気持ちを発信したくてやりました。美容師になるためにはどういう勉強をして、どういう試験を受けて……、という内容を見られる機会って、世の中に意外と無いですよね。僕は美容師という仕事を本当に素晴らしいと思っていたので、もっと美容師志望の人を増やしたかったんです。
――美容学校生のうちからそこまで考えていたのですね。入社して約1ヵ月。今やっていることは?
金内 シャンプーの練習は入社前に終えて、今は施術に入りながらドライの勉強をしています。もうすぐ、ハイトーンカラーやセットの勉強に移ります。
――かなりハイペースなんですね。
金内:このペースも、『ALBUM』の魅力の1つでした。僕には同期がいないので、まわりの先輩方に追いつくために必死です。
――今後の目標を教えてください。
金内:今の環境は本当に恵まれているので、先輩たちに昔いたサロンの話なども聞きながら、これを当たり前だと思わないようにしたいと思っています。その上で、他の誰もできない記録を打ち立てたいです。それは、サロン内でのデビューまでの早さだったり、デビュー後の売上げの伸びだったり……。僕には昔から、「特別な人間になりたい」という夢があります。そのためだったら、人が真似できない努力をいくらでも積み重ねたい。今、本当に十分な努力ができているのか? と常に自分に問いかけ、モチベーションを継続する毎日です。
※本記事は、『月刊美容界 』2017年6月号にて掲載した記事を転載したものです。
かねうち・とうま/1996年生まれ。大阪府出身。東京総合美容専門学校卒業。2017年、東京都渋谷区に4店舗を展開する『ALBUM』に入社。現在、渋谷店アシスタント。座右の銘は「才能がないのならその分努力すればいい」。
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